新潟県新潟市中央区にかもせや万代店としてオープン。 ＜２号店　酒場 ニューかもせや＞

酒場感。

それは昭和の時代にあったあの賑わい。 澄み切った日本酒と、料理。

はじめに店主よりそんな一本の軸となる思いをお聞きし、計画がスタートしました。 １号店である ＜にこみと酒 かもせ屋＞ をつくった時の関係性もあり、 お客様に対する思いや、料理に対する熱意を知れているからこそスムーズに進める事ができる計画となりました。

店主の思い・・・・。 お客様を大切にされる事はもちろん、 スタッフの方々への思いや熱意を大切にし、運営に励むことにより、 お店自体が、どのように成長し、 どう街の方々に必要とされるか。

だからこそ、このお店はこうでありたい、 厨房の在り方や接客視線や動線の計画。 お客様の席はこんな居心地で。 ・・・・次々とその思いをお聞きすることで、具体的な計画へと進めていきます。

着工・・・・。 この現場は、以前も飲食店を営まれていた物件ですが、 改装を重ねた形跡もあったため、状況を見ながら、解体を進めました。

このようなケースは、予想外なこともあり、壁が何度もつくり重ねられています。 壊した分、開放感のある広い空間が出てきました。

工事中にも確認いただきながら、具体的に決定していきます。 オペレーションを考慮しながら検討を重ねます。

仕上がりの素材も最終決定。 工事は進みます。

ニューかもせや。 工事を進めている段階で、新型コロナウイルスが拡大しはじめました。

この初めての経験に、オープン時期をどうするのか。 改装の最終の確認をどうするのか。 あらゆるポジションで、適正な判断が必要とされる事態になりました。

店主のごく自然でありつつもポジティブな強い思い。 とても冷静に準備を重ねていきます。 （料理人という凄腕と、さらに経営者としても、いつも尊敬しています。） そして、無事にオープン。

初めて完成のタイミングに立ち会うことができず、複雑な思いになりましたが、 長年の信頼と実績を積んできた人たちとチームを組み続けている事で工事を進めることができ、 完成・オープンを迎えることができました。